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久御山展示場

約1300年続く春迎えの行事 東大寺「お水取り」

皆様こんにちは!

今日は2月なのに、最高気温が19℃という予報が出ています。4月上旬、2ヶ月先の気温になるようです。

今年は花粉の飛散も早ようで。私の周りではすでに鼻がムズムズすると言っている人が出始めています。

さて、奈良東大寺の「お水取り」という行事をご存じでしょうか?

奈良出身の私は、小さい頃から祖母に連れられて何度か出掛けたことがあるので馴染みがあるのですが、友人などは「知らない」という人が多いです。

「お水取り」は、約1300年途絶えることなく続いている奈良時代からの宗教行事です。

現在では3月1日から2週間にわたって行われていますが、もとは旧暦の2月1日から行われていたので、二月に修する法会という意味をこめて「修二会」と呼ばれるようになりました。

またこの行事が行われる「二月堂」の名も、このことに由来しています。

今年はすでに春のような陽気ですが、関西では東大寺のお水取りが終わると春が来ると言われています。

屋外行事なので、私が行った子供のころは寒さに震えていた記憶がありますが、二月堂から松明の火の粉が降ってくる様は壮大で、今でもよく覚えています。

今年は暖かそうなので、一度お出掛けになってはいかがでしょうか?